フラクショナルレーザー

/フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザー 2017-04-29T15:07:12+00:00

フラクショナルレーザーは、2004年米国で開発されたレーザーです。当時は新しい治療概念の画期的なレーザーでしたが、この世に出てきてから10年以上になり、現在では治療がほぼ確立された一般的なレーザーとなっています。

フラクショナルレーザーでは左図のように皮膚を非常に小さい面積でドット状に焼灼します。細かい「かさぶた」ができますが、直径が0.1mm〜o.3mmと非常に小さいため、肉眼的には「かさぶた」は見えず(赤みは出ますが)、ダウンタイム※を最小に抑えることができます。ほとんどの場合「1回で5〜15%程度の皮膚が入れ替わる目安」で照射しますので、最高の結果を得るためには、治療は1回だけではなく複数回繰り返すことが必要です。

当院ではフラクショナルレーザーとして、フラクセル®、パールフラクショナル®を使用しています。
パール®はフラクショナルレーザーではありませんが、ダウンタイムのある同様のレーザー治療として、その説明をこのページに加えました。
※一時的に皮膚が赤くなったりかさぶたができたりする時期のこと

当院のフラクショナルレーザー

シミ、シワ等の老化皮膚を若返らせるとして、数々の化粧品、エステ療法が存在します。フラクセル®はそれらとは一線を画す効果が得られる美容医療です。老化皮膚を若返らせる効果はトレチノエッセンスとPRP療法の組み合わせでもかなり高い効果を得ることができますが、光老化がかなり進んだ皮膚やニキビ痕に対する効果ではフラクセル®が勝ると思います。この治療は、高い治療効果を求めながらも治療中である事を周囲に知られたくない方々に、特にお勧めします。

当院では2009年4月よりアブレイティブフラクショナルレーザー、パールフラクショナル®を導入しました。フラクセル®とパールフラクショナル®は、いずれも「フラクショナルレーザー」に分類されますが、術後の経過、治療回数に違いがあります。
パールフラクショナル®は、1回の治療でも「はっきりとした効果」を得る事が出来ますが、1週間強のやっかいなダウンタイム※が有ります。
※一時的に皮膚が赤くなったりかさぶたができたりする時期のこと

パール®はフラクショナルレーザーではなく別名サーマル・ピーリングと言われています。レーザーの熱で皮膚全面を焼いて「かさぶた」にして生まれ変わらせる、、、そんな治療です。言葉にすると恐ろしい治療のようですが、実際はきっちりとコンピューターで制御されたレーザーによるピーリングですので、皮膚に消えない瘢痕を残す心配はありません。しかしながら治療直後は、皮膚全面が網目状の「かさぶた」に覆われた状態が1週間つづき、少しずつはがれます。1回の治療で肌のキメ、くすみ、老化皮膚に対し、結果を得ることができます。

フラクショナルレーザーまとめ

      • フラクショナルレーザーは皮膚を極小の点で焼く。
      • フラクセル®のダウンタイムは中等度。化粧で隠せる。
      • パールフラクショナル®のダウンタイムは非常に厳しいが、1回の治療で高い効果。
      • パール®はフラクショナルではなく皮膚全面を焼く治療。皮膚をカサブタにして再生させる。
      • フラクセル®はシミを伴った老化皮膚、ニキビ痕の凹凸の治療に適している。

院長のコメント

ニキビ痕の治療は美容皮膚科のなかでは最も難しいと考えています。
非常に厳しい凹凸の場合、フラクショナルレーザーをもってしても満足のいく結果はなかなか得られ無いのが現状です。
院長 日下部素子