私たちのシミ治療

シミ治療=レーザー ではありません

当院の治療方針では、シミ治療=レーザーではありません。レーザー治療が向いているシミとそうでないシミがあると考えるからです。

まずは診察。シミの種類を診断。その後、費用のことなど相談しながら、治療法を決定します。
また、皮膚ガンの可能性があると判断した場合は、一部皮膚を取って顕微鏡での検査(病理検査)をします。

当院のシミ治療の考え方

濃いシミさえなくなれば、チョットはスッキリするかと思ったけど、、、、。

お顔全体にモヤモヤとシミが多発
濃シミだけ治療希望
赤丸部位にレーザー治療、濃シミ取れば綺麗になるはず、、、、。
濃シミはなくなったっけど
残りのシミがあるので、 綺麗になった実感はないカナ、、、、。
モヤモヤと複数のシミがある場合は、「シミがほとんどない状態」をめざす治療をおすすめします。
「濃いシミだけ消す」はおすすめしません。なぜなら
濃いシミが消えると→他のシミが目立ち、結局のところ「キレイになった」実感を得られなかったというパターンが多いからです。

当院のシミ治療の方針は

を、お勧めします。

シミの種類と治療法

当院独自の評価ですが、表にまめました。治療に適しているかどうかの判定には
・費用 結果が出るまでにかかった費用
・効果 治療効果の予想

も考慮しています。

◎ 治療に最適
◯ 治療できる
△ 治療できるが1回当たりの効果は低い
✕ 治療できない

ピコスポット→レーザーをパチパチ照射するいわゆるシミのレーザー治療のこと

シミの種類

シミの説明

レーザー治療

トレチノイン治療

光治療

老人性色素斑斑
老化による輪郭のくっきりしたシミ
ピコスポット◎
老人性疣贅
シミが古くなり、厚みをもってきたもの
老化によるイボ
ピコスポット複数回◎

炭酸ガスレーザー◎

炎症後色素沈着
ケガ、ニキビの後の茶色い着色。
日焼けもある意味コレ
ピコスポット✕

ジェネシス◯

雀卵斑
そばかす
ピコスポット◎
肝斑
両頬に広がるシミ、中年女性に好発。
ピコスポット✕

ジェネシス◯

真皮メラノサイトーシス
頬の濃いグレーの色素斑。アザに近い。
比較的若年から出現
ピコスポット◎
上記のような考えですので、当院では光治療をおすすめする機会がほとんどありません。顔の脱毛希望の方には時々。

費用の目安

肝斑


当院での肝斑の治療は基本はトレチノインエッセンス。費用的に余裕があれば月2回のジェネシスも。

(ピコ)レーザートーニングは行っていません。希望があればトランサミンの内服。

トレチノイン治療 ジェネシス
約16万円
10万円/8回
老人性色素斑
老人性疣贅(老化によるイボ)

くっきりと茶色い「いわゆるシミ」はレーザー治療が最適です。厚みがなく色だけのものはピコレーザー、10数年以上経過して分厚くなったシミ(イボ)は炭酸ガスレーザーで治療します。 費用の目安は1円玉約1.5万円、10円玉約2万円、500円玉約3万円です。

1円玉 10円玉 500円玉
約1.5万円
約2万円
約3万円
熟〜老年世代の顔全体に広がるモヤモヤ


女性の場合はトレチノイン治療一択。
→あくまで当院での場合であって、他クリニックの治療方針は違うかも。そしてトレチノインで取れないシミはピコ、もしくは炭酸ガスレーザー。男性は費用は高額になりますがシミ全部にピコレーザーをお勧めします。

トレチノイン治療 シミのレーザー
約16万円
1円玉約1万円から